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1942年の発売開始から今なおGibsonアコースティックギターの大定番モデルとして世界中で愛用されるGibson J-45。
スクリプトロゴに”ONLY A GIBSON IS GOOD ENOUGH”と記載された通称「バナーヘッド」、第二次世界大戦中に製造された1943年~1945年製のJ-45です。
現在ではスプルースTop&マホガニーSide/Backのボディが一般的ですが、本器はトップ&サイド&バック全てにマホガニーが使われたオールマホガニーボディで、ボディバックはセンターで継いでいない1-Pieceマホガニーを使用。1943年頃から採用されるメイプル&ウォルナット5-Pieceの極太ネック&ハカランダ指板、アジャスタブルトラスロッド、ハカランダのレクタングルブリッジ。ネックヒールにストラップピンが取り付けられておりペグが交換されています。バックは1-Pieceながらセンターシームが貼られており、メイプルバックやエボニーロッドなど様々な仕様が混在する時期ならではの仕様です。
オリジナルフィニッシュのウェザーチェックを隠すようにオーバーラッカーされた上でさらにオーバーラッカーが重ねられており、全体に細かく入ったオリジナルフィニッシュのウェザーチェックに加えて一度目のオーバーラッカーの深めなチェック、さらに二度目のオーバーラッカーのチェックが無数に入った圧巻のルックス。トップのセンタークラックが接着補修されており、ブレーシングの修理痕等経年相応に修理歴もあるものの、ネックやフレットコンディションと言った使用上の問題は有りません。
反応が良くパワフルな低域と倍音がスッキリとした高域、野太く乾いた素晴らしい鳴りで、しっかり弾き込んで頂けるプレイヤーの方にオススメのウォータイムGibson J-45です。